2011年2月20日日曜日

BDF精製の出前授業

環境学習でBDFバイオディーゼル燃料作成 2011/2/17(木曜日)
丹波市立南小学校(丹波市氷上町佐野530校園長 芦田正史) 0795-82-0013
3年生33名では環境学習の一環として地元氷上町谷村の里山ごんげんさんを利用して環境や自然の大切さ昆虫や動物、植物について勉強をしてきました。
さらに、学習を進め里山ごんげんさんの整備運営を行っているNPOバイオマスフォーラムたんば(理事長 前川哲和)が進めている廃食油回収に着目、出来ることから始めようのキャッチフレーズで丹波市でとりくんでいる廃食油回収を通じた環境学習にも取り組み、生徒の家庭から出る廃食油回収を行ったところ100リットル以上の回収につながりました。
この成果を早速学習に取り入れてわかりやすい利用法用を実験しようということになり循環型まちづくりネット(安達好子 代表)が各地の小学校で出前せっけん作りに精力的に取り組まれている活動を南小学校でも取り入れ(春日エコの会代表でもある)安達好子さんが平成23年2月10日(木曜日)廃食油から「せっけん作り」にチャレンジして生徒全員で廃食油から全員の固形せっけんを作ることが出来ました。現在は牛乳パックにいれたせっけんが固まるのを待っています。

●2月17日(木曜日)5・6時限の授業には廃食油からBDF(※1)を作り発電機を運転した電気で照明を点灯するところまでの実験を予定しています。丹波地域では初めての授業となります。
実験概要と予定時間
13:50〜 挨拶と説明
14:20〜 薬品反応実験 BDF反応
14:35〜 BDF水洗い、乾燥実験
14:05〜 発電機に燃料入れて起動、照明点灯
〜14:25 授業終了 

※1(BDF = Biodiesel Fuel)バイオディーゼル燃料とは?
バイオディーゼルとは生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料です。原料となる油脂からグリセリンを脂肪酸交換により取り除き粘度を下げて、ディーゼルエンジンに使用できるようにしている。Bio Diesel Fuelの頭文字をとってBDFと呼ばれている。
丹波市では2009/4/1丹波市ごみ収集車にBFDを入れて運転開始
NPOバイマスフォーラムたんばでは2007年12月から会員3名の車に入れて運転開始
いずれも現在はBDFを入れていた車がガソリン車に変わったりして事情により利用されていません。

◎バイオディーゼルの造り方
薬品反応(廃食用油1リットル当り)メタノールアルコール20ml. + 苛性ソーダ6g
1時間で撹拌 ⇒ 8時間で静置 ⇒ グリセリンを抜く ⇒ 水洗い1回目 ⇒ 水洗い2回目 ⇒ 水洗い3回目 ⇒ 塩/温度で乾燥 ⇒ 完成したバイオディーゼル ⇒ 燃料として利用

今回の実験にはNPOバイオマスフォーラムたんば(毎月2000リットル回収)した廃食油のリサイクル依頼先 浜田化学株式会社(代表取締役 岡野嘉市)〒660-0843尼崎市東海岸町1-4 06-6411-3457 様の協力を受けて実施させていただきます。実験:林スパチャイ 経営企画室次長

各社ニュース依頼 循環型まちづくりネット事務局長 前川哲和 090-4291-9644
(NPOバイオマスフォーラムたんば理事長 兼務)

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